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活動の様子
卒園式(その①)
2021-03-19
3月15日(月)、
きく組さん23名、ふじ組さん23名、
計46名の卒園式が行われました
当日は、朝からお天気にも恵まれ、
おひさまも、ののさまも、
子どもたちの卒園を
お祝いしてくれているようでした
保護者の皆様には、
一週間前からの検温や、
参加人数の制限(2名まで)、手指の消毒など、
今回もたくさんのご協力をいただきました。
どうもありがとうございました
それでは、卒園式当日の様子をご覧ください
「園長先生のお話」
子ども達へ
入園してからこれまでの間に、
友だちができ、協力して過ごすことができるようになり、
幼稚園のリーダーとして成長しました。
小学校へ行っても大丈夫だと思います。
皆さんに忘れないでほしいことがあります。
それは、ののさまのことです。
小学校に行けば、ののさまはいません。
けれど、ののさまはこれからもずっと
皆さんのことを見守ってくれています。
ののさまには、いろいろな名前があります。
その中の一つに
「計り知れない命の仏様」という名前があります。
皆さんが生まれた時、
初めて歩いた時、立った時、入園した日…
いろいろな場面でお家の人はたくさん喜んでくれます。
お家の人が生まれたときも、その前も、
ずっとその命はつながっています。
これから皆さんに辛いことや悲しいことがあるかもしれません。
けれど、ののさまはいつも皆さんと一緒にいます。
そして、
皆さんの命には、ずっとつながってきている
たくさんの命の愛情が注ぎ込まれているのです。
それを忘れないでください。
保護者の皆様へ
これまで本園の教育・保育に
多大なるご理解を賜りましたことに
深くお礼申し上げます。
この子どもたちが入園してからの数年間は、
幼児教育を取り巻く環境が
大きく変わった時期でもありました。
こども子育て新制度が始まり、
我々も認定こども園として
教育だけでなく、
子育て支援も含めて努力をしてまいりました。
一昨年の10月からは、
3歳以上のお子さんの保育の無償化が始まり、
この少子化の時代に
社会全体で子どもたちを育てていこうとする体制が
定着しつつあるかなと感じております。
また昨年は、本学園が創立120周年を迎え、
その記念事業の一環として
短期大学の学舎と園舎の改築を行いました。
これからさらに幼児教育に力を注ぎ、
充実させていこうとしているところであります。
ところが、残念なことに、昨年4月に
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、
約1カ月半に及ぶ登園自粛要請と
いうことになりました。
子どもたちにとっては、
長い期間ではありましたが、
6月に再開してからは、
子どもたちの元気な声が戻ってまいりまして、
それが明るい希望や励みとなりました。
子どもの存在が、一隅を照らす国の宝のような気がしました。
これからも油断ができない状況ではありますが、
子どもたちのかわいらしく、生き生きとした姿を目に焼き付けて、
楽しみながら子育てをしていただきたいと思います。
子どもたちの明るい未来を念じながら、
園長の挨拶をさせていただきます。
その②に続く…