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ブログ

活動の様子

お茶のお稽古と抹茶茶碗作り(年長組)

2021-11-10
☆お茶のお稽古スタート☆
11月に入り、
年長さんのお茶のお稽古が始まりました。

お茶のお稽古は、本園の情操教育の一環として
取り組んでいる活動です。

これから2月までお稽古を重ね、
そのお点前(てまえ)を
年度末の保育参観で「お茶会」として
おうちの方に披露します

子ども達は
憧れていた「お茶のお稽古」という言葉に
ドキドキワクワク

「どんなことをするんだろう?」
「お菓子、食べるんでしょ?」
「畳のお部屋でするんよね?」
などと、期待を膨らませて初日を迎えました。
教えて下さるのは、
藪内(やぶのうち)流の
手ほどき教授、
山田惠子先生です。

長年ご指導下さっているので、
今年の年長さんとの出会いを
楽しみに来て下さりました


正座をし、ご挨拶から。姿勢を保つのも難しい子ども達です・・・
手をついてお辞儀・・・自然と心が静まります。
集中して話を聞いている子ども達・・・
立ち方も決まっているんですよ。「えっ、そうなの!?」という心の声が聞こえてきそうです。
まずはお菓子からいただきます。「待ってました!」のお菓子ですが、いただく時もお辞儀やご挨拶があります。
お口の中を甘くして、いよいよお抹茶をいただきます。
お菓子もお抹茶も、いただく時は隣の人に「お先に」とご挨拶してからいただきます。
ご挨拶してもすぐにはいただけません。お茶碗の持ち方が決まっているのです。持ち方を真剣に聞いています。
ようやく口に運んだお抹茶の味はどうだったかな? 先生から「味の感想は、心の中で言いましょう」と言われても、思わず「おいしい!」という声が漏れてしまった子どもたちです。
退室。歩き出す時、毛氈(もうせん)をまたぐ時、お部屋の敷居をまたぐ時、いつも右足から・・・難しい!!
お稽古が終わった子ども達に感想を聞いてみると、
「楽しかったぁ~!」「お菓子がおいしかった!」
「お茶、苦くなかった。飲めたよ!」
「難しかった・・・」など、様々でした。

回数を重ねる中で、
お茶を自分で点てる作法も習います。

お稽古で習った作法を、
日常生活の中でも取り入れていけるといいですね


☆抹茶茶碗作り☆
年長さんは、お茶のお稽古が始まる少し前、
11月に始まるお茶のお稽古に
期待を膨らませながら、
卒園記念製作となる抹茶茶碗作りもしました
作り方を紙芝居で・・・
茶碗の底につける高台(こうだい)は、先生たちが付けますね。
実物にも触れてみます。「大きい」「重い」「ぼこぼこしてる」と感じたようです。
丸く配分された土粘土を、どんぶり茶碗にそって伸ばしていきます。
粘土遊びは得意な子ども達ですが、この粘土は力がいります!
どんどん茶碗らしくなってきましたね・・・
ヒビが入らないよう、指できれいに伸ばしていきます・・・もう少し!
さぁ、出来上がりましたよ~☆
自分で作った茶碗に大満足の子ども達でした(^^♪
乾くまでは形が壊れやすい茶碗。子どもたちはそ~っと運び・・・
夕方、九州陶材の浦野先生がご来園。職員と一緒に高台付けをして下さりました。
仕上げに、担任の先生が日付と名前を記入♡
仕上がった抹茶茶碗は、
浦野先生がお持ち帰り、
釉薬を掛けて丁寧に焼いて下さります

どんな色に焼きあがるのか、今から楽しみです

尚、完成した抹茶茶碗は
お茶会の日にお渡しする予定です

それまで年長さんは、
お茶のお稽古に励みましょうね
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学校法人扇城学園
認定こども園
東九州短期大学附属幼稚園
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